社長挨拶・インタビュー

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お客様と共に考え、絶えず進化を提案し続ける。株式会社 島袋はそんな企業でありたいと考えています。

創業から半世紀余り、弊社は一貫した金物・工具の卸、販売を通して、地域経済の発展に貢献できるよう努めてまいりました。これもひとえにお客様との密なコミュニケーションによるご指導、ご支援をいただいた結果だと、深く感謝申し上げます。

近年、目まぐるしく変動する社会、経済状況に対応するためには、常に現場を重視し、時代のニーズに対応できる体制づくりや環境整備が重要だと考えております。そのためにも、弊社の強みと言える圧倒的な品揃えに加えて、社員一人ひとりがお客様の立場に立ったデリバリー、サービス等を充実させるよう、これまで以上に人材育成に取り組んでいく所存でございます。

弊社は経営理念、社訓を軸とした自由な社風のもと、社員がよりよい人生を送るための環境整備を行い、そしてそれが必ずお客様の繁栄につながるものと信じ、社員一丸となって努力して参ります。今後ともご指導、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

代表取締役 島袋盛市郎

島袋盛市郎社長インタビュー

一歩一歩進むこと。

少しずつステップアップして、過去の自分より 前に進んでいれば、それでいいと思ってます。

「人生とは何か?とか、特に考えないようにしています。」
“座右の銘はありますか?”との質問に対してそう答えた島袋社長。
大きすぎる目標や、格言めいたことを口にするのがあまり好きではないという。言ってることとやってることが違う経営者も多く見てきた。

「一歩一歩進むこと。少しずつステップアップして、過去の自分より前に進んでいれば、それでいいと思っています。」そう言ってニッコリと笑う島袋社長はいつでも自然体だ。

先代の急逝に伴って32歳で社長に就任した株式会社島袋の三代目代表取締役。年商100億円近く、社員数約140人を抱える企業の社長という近寄り難さは無く、気さくな語り口と爽やかな笑顔のせいか、年齢以上に若く見える。

そんな島袋盛市郎社長へ、株式会社島袋という会社と、社長自身について訊いてみました。

最初に、生年月日、家族構成、趣味などを教えてください。

昭和47年11月14日生まれ、妻と子どもが二人います。趣味は音楽鑑賞ですね。ハウスミュージック等を良く聞きます。

株式会社島袋の魅力、強みは何ですか?

沖縄県内一の在庫数、品揃えですね。そして営業力。
弊社には30人以上の営業がいるので、沖縄全域を多くの社員がカバーしています。ようするに、営業1人あたりのテリトリーを小さくすることにより、お客さまに対して事細かいサービスを素早く提供できるということです。

創業者や先代から受け継いだことはありますか?

入社時、すでに創業者は先代にバトンタッチ済で会社に来ることはありませんでした。
先代とは会社で会うことはあっても仕事で絡むこともなく、急逝という形で突然社長になってしまったので、経営者として何かを教えてもらえる時間は全くありませんでした。

三代目としての苦労はありますか?

就任当時は本当に大変でした。
引継ぎもなく実質課長から突然社長になって、幹部社員は全員が年上。先代に恩はあっても、私に恩はないので、そう簡単に方針を聞いてくれるわけはありません。最初の2、3年は何もかも手探り状態でした。幸い経営状態・業績は悪くなかったので、特別何かを変える必要はなく、まずは会社の現状把握を第一に、猛勉強をしました。
先代はカリスマ性があり鶴の一声で物事を決めてしまうことがあったのですが、私はできるだけ周りの意見を聞くようにしました。多くの人の意見を聞いて、そこから選ぶ、という感じです。あとは言い方ですね。命令ではなく「協力してくれませんか?」と言えば、相手も断りはしません。

社員の信頼を得ていくために、どのようなことをしましたか?

先代は感覚的に、あるいは経験から物を言うタイプでしたが、私は数字で話すのを心がけました。
実は財務が得意でして、必ず裏付けとしてデータを見せるんです。経営方針を打ち出す時、社員に何かをさせようとするときにバックボーンがないと信頼されませんが、逆に実際の数字を見せて説明すると、相手も納得しますね。少しずつ周囲の目も変わってきました。勉強して企業財務アドバイザーの資格も取りましたし、会社の数字(財務)は全て私が目を通しています。

時代の流れや、お客さまのニーズにきちんと対応していく

変えたいこと、守りたいことはなんですか?

特別に大きく変えていきたいということはありません。
ただ、世の中やお客さまに合わせていく。時代の流れや、お客様のニーズにきちんと対応していく、対応し続けるということですね。
逆に、金物・工具を中心に「プロの職人さん」に特化したスタイルを今は変えるつもりはありません。その部分はこだわっていこうと考えています。

経営者として、何を大切にしていますか?

続けること、永続させることです。また、抽象的な事を言っても人は動かない。
数字、行動が変わることを具体的に伝えようと心掛けています。弊社は人材育成にかなり力を入れていますが、それでも人は急には成長しない。ただ、続けていれば必ず前へ進んでいきます。島袋を100年続く企業にしたいと本気で思っています。

最後に、島袋への就職希望者に伝えたいことはありますか?

弊社はほとんどのスタッフを正社員で採っています。
経歴・学歴はあまり関係有りません。あくまで人柄と“取り組む姿勢”を見ます。続けていける人、持続性のある人ですね。最初の時点で力がないのは当たり前、続けることによって育っていきます。
島袋という企業で、同じ価値観を共有して長く働ける人を求めています。

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